きままに代表ブランクLoveFootball☆日本代表を中心にぶらぶらします・・。

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#でかいな、多摩川は。
 「よう。」「おう。」ふたりは、缶ビール片手に多摩川の岸辺に座った。「おまえんとこのイルカ、怖くなったな。」「ああ。おまえのとこのもな」「タヌキだろ。怖いよ。」「まあ、焼き鳥でもくうべ。」焼き鳥をつまむ二人。「何回か、アウェーで、川崎いってるけどさ、雰囲気いいよな。公園から歩いていくといい気分になる。」「だろ、俺の川崎は、いいとこよ。」「飲むか。」「おう。」川べりで二人は酒を飲んでいる。「気分いいな。4月だろ。あと11月か。」「ああ、ちょうどいい季節だ。」「お互い距離も近いしな。」「ああ。」「おまえ、負けないきだろ。おれのところには、稲本が入っているんだぜ。FWのチョン・テセの破壊力知ってんだろ。」「ああ。」「ケンゴは故障しているが、東京相手にはまけねえ。」「最近の俺のとこみたのか?平山の調子は落ちてないぜ。胸トラップもできるようになった。成長したよ。」「それは認める。確かに彼は成長した。だが、うちのレベルじゃねえ。」「なんだよ、おまえのレベルって。負けねえよ。」遠くに水が流れていく。子供達がサッカーボールを蹴っている。「こんどのさ、あの動画みたか?。Get the river under controlをさ。この目の前の川をどちらが制するか歌った曲だ。」「ああ。」「このでかい多摩川をさ、向こう岸まで制することなんてできないと、思うだろ?おまえを倒せばそれはかなうんだ。」「おまえをな、この肉みたいにくっちまえばいいのよ。」二人の男の後ろを、自転車が通る。「じゃあ、おまえは、食われるために、川崎に来るんだな。ようこそいらっしゃいませえ。」「ナメたな、おまえいま、ナメたろ。東京をナメたな。」「なめてねーよ。かわいがるんだよ。」「ああ、なんてホザいたあ?」ウグイスが空を飛んでいく。「おまえ、女いるのか。」「関係ねえだろ。」「女連れてこいよ。女で勝負しようぜ。」「女?どうやって。」「女にどっちがいい男前か決めてもらうのよ。負けたらおまえは、次のダービーまで、『アニキ』と呼べ。いいな。」「あんだとお。呼べるか。」「女が決めるんだ。冷静かつ客観的かつ、具体的だぞ。」「よおし、連れてくる。4月と11月だな。」「おお、連れてこいよ。ただし、いたらなー!」「あんだとおお、ナンパしてでも連れてくるわ。おまえの女なんかに判断されてたまるか。」「へへへ。まあ待ってまーす。あ、に、き。」二人の男の前には、多摩川がゆっくりと流れていた。
2010.03.17 Wednesday ... - / trackbacks(0)
#いいな。学校って。
 「こんどさ、世田谷ものづくり学校に行くんだ。」「一緒にいこうよ。」二人は池尻にある世田谷ものづくり学校に向かった。「池尻中学校の廃校をリニューアルして、作られたんだって。」「なかに入ってみよう。」「とても静かなところだね。心が落ち着く。」「うん」「下駄箱きれい。」二人は靴を脱いだ。廊下を歩く。「木目の床がいいね。」「昔の学校をうまく残されている。」「あ、パン屋だ」「え、どこどこ?あ、ルセットのパン工房があるよ。いいパンの香りがする。」「もうおなかすいたの?。まだあるよ」「木工教室もあるよ。」「草のブーケ作り、リズムセッション、スポーツ自転車とかたくさんのワークショップがあるね。」「でたいな、私。」「なんかどの教室にも、オフィスが入っているね。」「ここは志ある創業者を支援するところでもあるんだ」「へえ。古い教室で仕事ができるなんて、趣きがあって交流できるから、愉しいだろうね。」「そうそう、そういう横断的な交流が図れることが、魅力じゃないかな。」さらに歩くと。「うわあ、スノードーム美術館だ。つかれた心を癒すと書いてある。」「外も中も静かだから、気持ちいいね。」「そろそろおなかすいた。」「はやいな。もう昼か。なんかレストランないかな。」「あ、ここにしよ。白くてカフェみたい。学校にカフェがあるよ!」トコトコ。「ここ、GO SLOWゆっくりカフェ って書いてある。7品のメニューから選ぶんだって。なんか野菜も世田谷から仕入れているみたいよ。」ふたりはもらい、テーブルにつく。「おいしそうだね。」「君のも。」もぐもぐ。。「音が静かで、落ち着くね。」「いいね」「子供と一緒にきてもいいんじゃない」「そうだね。まだいないけど。」「つくりましょうね。」2階に上がってみる。トコトコ。「しかし、駒沢にこんなに静かな場所があるなんてね。発想したり創造するには理想的かも。」「山奥でもないしね。」「教室が、オフイスになっているんだ。でもリニューアルされていて、昔の教室の味わいも残っているから、古くていいかんじ。うまくいえないや。」「ここは『スクーリングパッド』というデザインコミュニケーションの学校だよ。ディスカッションしたり、プレゼンしたり、デザインの本質を掴むコミュニケーションの学校なんだ。」「へえ。」「黒崎輝男さんが主催して、デザインの様々な立場の人と意見を交わすことができるんだって。」「それは、ただの教室とはちがうね。」「黒崎さんは本質を掴み、世界で生き残れる人材を育成したいみたい。」「なかなか、コミュニケーションが内向きになりがちだからね。奥深いし。」「さあ、こんどワークショップもあるから、二人で出ようか。ね。」「うん、GOSLOWでのライブでまったりしたいな。」「うん、そうそう昔、この学校であばれて、怒らしちゃったんだって?ほらほら。」「黒崎さん、関係者、スタッフのみなさん。申し訳ありませんでした。いつまでも素敵なものづくり学校を続けていってくださいね。応援します。」「許してくれたかな?」「しらなーい。」「泣こうかな。」「泣けば?」「このー!」場所はこちら

2010.03.16 Tuesday ... - / trackbacks(0)
#なんか、生かされている。
 ☆すぐ、あいついなくなればいい、とかあいつじゃまだとか、心の中で憎しみの感情がわいてしまう事があります。実際に存在すら消したくなる。昨日観ていた『龍馬伝』での侍は、口々に相手の壊そう、壊そうとしていました。そんな憎しみの感情を抱き、実際に相手を壊したときに、gameのようにスカッとするのでしょうか。


麻生広郷さんが、スポーツナビで、中村憲剛選手のリハビリの様子を描いています。これは見ておこうと感じ、興味深く読みました。顎を骨折し、病院に運ばれてから、ネガティブば感情ばかり沸き起こります。「相手の4番のことを恨みました。『こんちくしょう、なんでだよ』って。」その負の感情が回復するにつれ変化していきます。「このけがは何か意味があるんだろうと思うようにしている。」もうチャージした4番のことではなく、何か与えられた機会だと受け止めてゆく。ミランのデビット・ベッカムも14日のキエーボ戦で終了間際に左足のアキレス腱を断絶しています。WC出場も絶望的。ベッカム選手はいま、誰に、なにを、感じているのでしょうか。自分の不幸を?相手チームを恨む?運のなさ?。彼も憲剛選手と同じ結論に至ると想います。「自分に与えられた、意味のあるできごとだ。」と。


自分はなんで、顎の骨折やアキレス腱断絶を受けてしまい、不幸なんだと感じていくうちに、なんで、生かされているのだろう。なんで生きているのだろう。とふと感じることがありませんか。ミランのレオナルド監督はベッカム選手が故障したことに、「チームは勝利したが、彼の苦しみを思うと手放しでは喜べない。」と発言しています。自分ひとりが、故障しなければよいとか、あいつが故障したからうれしいといった、負の感情ではなく、自分という選手のために、常に誰かが強く想っている。しかも多くの人々が回復を願っているということに、気づくことができる。薄暗い病室のベッドの上で、ポタポタと落ちる点滴をみながら、感じることなんです。故障はその大きな機会を与えられるんですね。深い絶望感から、次第に周囲がみえてきます。お見舞いにくる人がありがたくてたまらなくなる。生かされているんだ。おれ。と感じるんですね。


「喧嘩はやめようや。」昨日の龍馬はこういって半平太に語りかけます。相手を恨んだり、壊すのではなく、生かすことで見えてくるもの。それはみな、わかるようでわからないこと。おれですか?。いまだにわかんないことだらけです。朝のベーコンエッグでさえ、うまく焼けないですから。


2010.03.15 Monday ... - / trackbacks(0)
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